NPMに付属する「ユニバーサル・デバイス・ポーラー (UnDP)」を利用すると、デフォルトのポーリングでは取得しないデータを取得することができます。
CPUとメモリのポーラーを作成する場合は、WEBコンソールから設定可能なデバイススタジオの利用もご検討ください。
例:
・UPSのバッテリー残量や温度
・プリンターのインクトナー残量
SNMPを用いて、機器特有の様々な情報を取得する為に、MIBファイルやMIBリファレンスが各ベンダーから提供されています。
それらに記載の特定OIDを指定すれば、SNMPにてその情報(値)を引き出すことができます。
ユニバーサル・デバイス・ポーラーでは、これを定期的にポーリングすることで、CPUやメモリなどと同様に監視し、閾値を設定してアラートを上げることがでるようになります。
Webコンソールへの表示は、グラフ、テーブル、ゲージの選択ができます。
以下の例は、監視ノードの特定インターフェイスから、「1.3.6.1.4.1.9.9.276.1.1.1.1.10 [cieIfInputQueueDrops]」をポーリングし、そのグラフを表示させる方法です。
1. NPMサーバのローカル上で、ユニバーサル・デバイス・ポーラーの起動
2. 「新規のユニバーサルデバイスポーラー」をクリック
3. OIDを入力し、詳細オプション内を適宜調節して、「次へ」
- 詳細オプション内は、取得データの種類やタイプに応じて、適宜調節が必要。
4. データ取得対象を選択し、値が返ってくるかテストし、「次へ」
- ここのテストでは、その他の対象に対してもチェックして、テストをかけることができる
5. Webコンソールへの表示内容(ビュー、表示方式)を適宜選択し、「終了」。
6. Webコンソールの対象ノードの該当インターフェイスの詳細に、同ユニバーサルデバイスポーラーによるデータのグラフが表示される。